群馬県といえば、温泉や名物料理など、魅力的なスポットがたくさんあります。
しかし、地元の人々から絶大な支持を集めているのが、ファミリーレストラン「いっちょう」です。
群馬県民100人に聞くと、100人全員が知っているといわれるほど、県民に愛されているお店なのです。
家族三世代が心地よく過ごせる空間
いっちょうの創業者は元々大工でした。そんな創業者が目指したのは、家族三世代がくつろげる空間づくり。京都・祇園の料亭をヒントに、居心地の良い店内を実現しています。
いっちょうの特徴は、なんといっても広々とした店内。設計部門を自社で持ち、建物の基礎工事から内装まで手掛けています。埼玉県に17店舗、茨城、栃木、長野県を合わせると全42店舗を展開する大型ファミレスチェーンに成長しました。
個室率9割の驚異的な空間
いっちょうがこれほど群馬の人々を惹きつける理由のひとつが、個室の多さ。なんと全体の9割が個室なのです。1店舗あたりの平均個室数は60室。中でも最大の藤阿久店は94室あり、700人もの人々を収容できます。家族連れで訪れれば、まるで実家にいるようなプライベート空間を満喫できるのです。
850種類以上の豊富なメニュー
いっちょうのメニューは和食、洋食、イタリアン、中華、韓国料理、群馬名物料理など多岐にわたります。なんと850種類以上ものメニューがあるのです。
創業当初は70種類ほどだったメニューも、お客様の要望に応えていくうちにどんどん増えていったのだそう。「とりあえず、いっちょうに行けば何でも食べられる」。そんな頼もしい存在として、群馬県民に愛され続けています。
表札で地域に溶け込むおもてなし
個室に入ると、そこには表札が掲げられています。その表札の名前は、店舗の近所に多い苗字から選ばれているのだそう。地域に根差し、まるで我が家のようにくつろげる工夫のひとつです。
群馬という土地柄を深く理解し、県民のニーズに応えていく。そんないっちょうのおもてなしの心が、多くのファンを生み出しているのでしょう。
群馬を訪れる機会があったら、ぜひいっちょうに立ち寄ってみてください。
家族や仲間とゆっくり過ごせる時間を、思う存分楽しめるはずです。県民に愛され続ける理由を、きっと実感できるでしょう。